猫の傾きが気になって動物病院受診<血液検査あり>

11月4日にミルに震えの症状が出た記事に「斜頸」という病気ですよ、というコメントを頂いて心配になり、本日早速動物病院を受診してきた。

(※記録なので長文です)

傾きと先日の震えで動物病院受診

体重2.15キロ

普段から左に少し傾いていること、真っすぐ歩かないこと、先日震えが出たこと、その後一時的にいつもより頭が傾いていたことを話し、前日に撮ったミルが歩いている動画も見てもらう。

「斜頸」ですか?と。

斜頸は症状の1つ

目にライトを当て診察。
私の言う通り、眼振はない。

結論から言うと、斜頸は症状の1つ。
小脳にあるバランスを保つ機能が老化で低下すると、そうやって傾いたりするそうだ。

斜頸、震え、左に倒れていくこと、それと動画でもしてる8の字旋回も、すべてその症状。

転倒は足が弱ってて、踏ん張れないことも原因。

私が腫瘍ではないかと訊いたら、今の段階でその可能性は低いとのこと。
もし腫瘍なら、どんどん悪化していく。

認知症?とも訊いたけど、猫の認知症はかなり少ないらしい。

治療はなし

もっと傾きがひどくなったり、痙攣・ひきつけがあって、ご飯も食べられないようなら、ステロイドで治療をするけど、今の状態では治療はしない。

ステロイドで肝臓の数値も上がるので、と言われた。
先日の震えといつもより傾いていたのは、一時的に症状が強く出たみたい。

先生の言葉に時間差で泣く

先生の飼ってる猫がミルより1つ年上で、診察の時によく「うちの猫は」と話してくれてたんだけど、その猫が亡くなったと聞いてちょっとショック。

ミルの話に戻って、老化だから仕方ないって話していて、先生こう言った。

「(時間は)巻き戻せないんですよ

その時はとくに何も感じなかったけど、帰りの車の中でこの言葉がよみがえってきて、最近自分のことでもちょっとあって、うるうるしながら運転して帰ってきた。

いつもそう思ってる。人生は儚い、と。
相方に、「いつも明日がないような、もう2度と会えないような言い方するよね」と先日も言われたばかり。だってそうじゃん。

とまあ、この話はこの辺にして、血液検査を5ヶ月していないのでしてもらった。

猫の血液検査



(表にする余力が残っていない・・・)

腎臓の数値

BUN→35(前回39、前々回45)
CRE→1.7(前回1.8、前々回1.6)

異常なし!
しばらく正常値から少し出ていたけど、前回からはまったくの正常値内。
嬉しい!!

腎臓配慮のフードから、すぐに療法食に替えたのが良かったのかな。
全て療法食じゃないので、少し心配していたけど、今のままで良さそう。

肝臓の数値

GPT→208(前回84、前々回205、前々々回370)

上ってしまった。
でも前回下がってるし、吐いたりすると一時的に上がったりするし、370から下がったので、今は悪化しているとは言えなくて、変わりない、ととらえていい。
なので今回、服薬はしなくてもいいとのこと。

次回もう少し早めに検査するとして、今回はこれで良しと。

まとめると

脳の老化でいろいろ症状が出ているのはショック。
軽い認知症や足腰が弱ってるだけ、と思いたかったから。

でも腎臓の数値が正常値ギリギリよりも低いのは嬉しい。
肝臓もすぐに服薬しなくちゃいけないほど高くないのも良かったかな。

でも心配は尽きないわ (´・ω・`)

2 COMMENTS

環姫

ミルちゃん、診てもらって良かったですね。ちょっと心配させるようなコメントでごめんなさいでした。
でも、17歳にしては、十分健康だと思いますよ。

人も猫も歳を取って行くことは、避けられない事ですし、いろいろと自分の思い通りにならない事もちょっとずつ増えていきます。老化は目に見えない部分で少しずつ進んでいくものです。
「15歳を過ぎたら、それから先はオマケの猫生」なんて言われたりもしますしね。
食事や運動や生活環境を少しでも整えて、毎日の生活のQOLを維持して、心配し過ぎず、楽しい時間を一緒に過ごす事が大切です。
おばあちゃん猫、上等っす。

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kicca

環姫さん

泣かせないでくださーい(T∇T)
いえいえ謝らないでくださいね。
私も一度受診して相談したいと思っていましたので。
Twitterで20歳の猫さんが何匹かいるんですが、
みんなミルよりしっかりしてて、なんでミルは・・・
大事に大事に大事に育ててきたのに、と思っていたんです。
そっか、元気な方なんですね。
少しでもおまけの猫生、安心して過ごしてもらえるよう
気をつけながら心配し過ぎずやっていきます。
ありがとうございました。

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