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目次
セカンドオピニオンで他の動物病院へ
ミルの体のこわばりや、首が後ろに反る症状が気になり、今日別の動物病院を受診した。
そこは、遠くからも患者さんが来る病院で、とても混んでいる。
今の病院に診て貰っても、「わからない」と言われたり、「自分で思うように動かせない」と言うだけで、埒が明かないので。。。
簡単なこれまでの経過
2017年くらいから、今の病院に通っていて、その都度症状は相談してきた。
以下は今罹っている病院で言われたこと。
2018年2月頃から、蛇行して歩くようになる。
その後、頭を傾けるようになる。
→斜頸とのこと。
頭を震わせる発作が2回
→部分発作。これも斜頸の症状の1つだとか・・・軽いので処置なし。ステロイドは肝臓が悪くなるので使わない方がいいと言われる。
どんどん足が弱くなり歩くのが下手になる。
→筋肉がないのでバランスが取れないと言われる。
2019年8月後半、首が後ろに反るようになり、その後徐々に体がこわばり、歩行も困難、ついに立てなくなる。
→最初、わからないと言われる。前回は、自分の思い通りに動かせないと言われる。
脳からの指令がうんぬん言っていたような・・・老化だから、と言った口ぶり。
体のこわばりについて
今日新しい病院を受診。院長先生を指名。
診察
問診表に体のこわばりと書いてはいたが、診察台に置くなり言われた。
「脳からの症状だね」
脳に異常があるので、指令がいかなくて足がピンとしたり、自由に動かせなくなっているって。
やっぱり・・・
最近これって脳梗塞の後遺症のような症状に似てないか?と思ったり、シリコン食器の口コミに、「発作時に首が後ろに反るので、この食器が重宝した」というのも見ていたり、YouTubeで知り合った方の猫さんも同じような症状があり、相談させてもらったら、脳からの可能性が高いですね、と教えて頂いたりしていた。
何が原因で脳の症状が出ているか
脳の症状であるのは間違いなさそうだが、何が原因になっているのか。
脳梗塞、肝臓、白血病(エイズだったかな・・・)FTP、そして気になるのが耳。
耳の汚れがひどいと言われた。ついこないだ罹りつけの病院で掃除してもらったのに。
検査項目
・血液検査
罹りつけの病院の検査結果のプリントを持っていって見てもらったら、検査項目が少なく、これではわからない、ということで、今回項目を増やし調べた。
肝臓の場合のアンモニアも追加。アンモニアは脳に悪さをするので。
あと、タンパク質のバランスも追加。これが異常だとFITの可能性もある。(まあこれは症状がないので)
あと、今までしたことのない、白血病とエイズも調べた。(遅すぎ・・でも前の前の病院で調べる必要がないと言われていて調べてなかった)まあこの年齢で、これはないと思いますが、とは言われた。
・レントゲン
脳の状態をはっきり見るには、CTやMRIでしかわからないが、レントゲンでも耳の異常はある程度わかる。
・エコー
内蔵に腫瘍がないかわかる。内蔵から脳転移しているか見るため。
検査結果
ミルを預けて検査。
血液検査の結果
全て異常なし。前回罹りつけで検査した時よりさらにいい状態。
ヘマクリットが基準値より低いのは、これくらいは飲水量で平気でかわるから、基準値の下いくつだったか、、、それくらいまではOKなので、心配ないとのこと。
肝臓のALTも前回少し高かったが、今回また基準値内に落ち着いていた。
肝臓のアンモニアも正常、タンパク質のバランスも正常。
エコーの結果
ここからが問題。というかエコーでは少し気になる点が。
心臓の横に丸いものがある。これはリンパが腫れているのではないか?
これが大きくなるようだったら問題だが、今のところはいいそう。
レントゲンの結果
そして核心のレントゲン。
耳の状態がわかると言っていた通り、異常があった。
左耳の骨のふちにボツボツとしたものがあり、ぼやっと写っている。これは炎症があり骨が変形した跡。
最初左に傾いていたのも、左耳に炎症があるから。その後脳に広がっていって、今は片側だけでなく両側に症状が出ているとのこと。
【編集】次の診察時に耳から広がったのか確認したところ、耳からなのか、耳と脳は別なのか、それはわからない、と言われた。ただ耳に炎症があったのは間違いないようだ。
ショックだったので、はっきり確認出来なかったが、院長先生の言葉を思い出すと、脳梗塞ではなく、脳炎なんだと思う。「脳炎ではないか」と検査の前に言っていたから。
次回再度確認しようと思う。
治療法
治療はステロイドと抗生物質。
・プレドニゾロン(ステロイド)
・ビクタス(抗生物質)
・ビオイムバスター(乳酸菌)
抗生物質はいつもビクタスを使うと話したので、ビクタスにしてくれた。
ビオイムバスターは、ビオフェルミンの処方をお願いしたら、ビオフェルミンのようなものと言われて出された。ビオフェルミンないの?・・・・
プラチナ乳酸菌を摂っていると言ったら、それでいいのでは?と言われたけど、念の為出してもらった。
まずは5日分。
最初2週間後にしか受診出来ないと言ったけど、なんとか週末受診しようと5日にしてもらった。
最初はステロイドも多めに出したいので、再診までは短い方がいいようだ。
投薬で治るわけでないが、症状がある程度やわらぐようで、少し動けれるようになると思うと言われた。
あと、発作について、罹りつけの病院ではひどい発作なら鎮静剤を使うと言われたと話すと、鎮静剤の前に日頃から飲んでおく発作止めがあるそう。
ただ、発作は2回だけでもう出ていないこと。この薬は副作用でぼーっとするので、今の状態でぼーっとさせたくないので、使わないとのこと。それは私も同意。
目の状態
体のこわばりや歩行の他に、ずっと気になっていた目の状態も見てもらった。
今までの罹りつけと同じように光を当てると、瞳孔がほとんど閉じないという。
手をかざしたり、目の下を指で触ったりすると、目を閉じたり閉じなかったり。
ということから、ほとんど見えていないでしょうと・・・かなり近くは見えているかな?という状態。
次回確認すること
脳炎なのか
歩けない原因は、全て脳からなのか。
(筋肉がないから、と今の病院で言われたから)
目にあるしみは、メラノーマに進行する「メラノーシス」ではないか。
※メラノーシスについては、そのうち記事にします。
疑ってみてください
今回おかしいと思いながらも、体のこわばりが出るまでセカオピをしなかった。
自分のことなら疑ってかかるのに。
というのも、私は乳がん患者ですが、最初診断ミスされたんです。
しこりがあるのに細胞診で「良性」と出てしまって、3か月後経過観察で、エコーにきちんと映らないからと、細胞診してくれなかった。
次回1年後でいいよと言われたけど、そんなの怖い半年後に来ますと言って帰ってきたはいいけど、どうにも胸騒ぎがしてならない。
周りは「医者がいいって言うんだから、考えすぎだ」と口を揃えて言った。
どう思われてもいい、納得したいんだ、と一か月後に受診し細胞診を自ら希望した。
そしたら、がん告知。
診断ミスをおかしておきながら、傷を最小限で済む術式の病院での手術を希望する私に、
「胸なんて誰も見ないんだからいいでしょ!!!」と暴言吐かれたり、
思い返せば、乳がんになる前からドクハラや診断ミスなんて、何度もあっていた。だから医者なんて信用してないどころか、最初から疑ってかかっていた。
なのに、なんでミルのことはそうしなかった?
理由はいくつかあるが、ここで書くのはやめておこう。言い訳でしかない。
皆さんも、動物病院を受診して「老化のせい」と言われたら、疑ってみてほしい。
明らかな老化現象でなければ、セカオピしてみてほしい。
そして調子のいいこと言わせてもらうと、完治しなくとも治療法があって良かった。
老化でどうすることも出来ないと言われ、不自由になってしまったミルを見てるのは、とても心が重苦しかったから。
ミルごめんね、ねえね勝手なこと言ってるね。もっと早く気づかなきゃいけなかったよね。ずっとつらいの我慢させちゃったね。ねえねに一生懸命訴えてたんだよね。
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